NetBSD on VMware Player

必要なもの：

QEMU on Windows 0.9.0 付属の qemu-img。あるいは VMware Server にはディスクイメージ作成ツールがついてるらしい。が，VMware Server と VMware Player の両方を同時にインストールすることはできないらしい
VMWare Player 1.0.4。2.0 は重いとかちょっと聞いたので避けた
NetBSD 3.1 の i386 向けインストール CD。各地のミラーの iso/3.1/i386cd-3.1.iso

qemu でディスクイメージをつくる。容量は 10GB：

> qemu-img create -f vmdk rin.vmdk 10G

rin.vmx を書く：

config.version = "8"
displayName = "rin"
memsize = "256"
floppy0.present = "false"
ide0:0.present = "true"
ide0:0.fileName = "rin.vmdk"
ide1:0.present = "true"
# CD-ROMを利用
#ide1:0.fileName = "auto detect"
#ide1:0.deviceType = "atapi-cdrom"
# ISOイメージを利用
ide1:0.fileName = "i386cd-3.1.iso"
ide1:0.deviceType = "cdrom-image"
ethernet0.present = "true"
ethernet0.connectionType = "bridged"
guestOS = "other"

maoe さんとこを参考に，displayName と floppy0 と memsize を追加。displayName はタイトルバーに vmx のパスが出るのは悲しいので。floppy0 は起動時に「フロッピーがないよ」と怒られるのがウザいので。

memsize は省略したら 32 メガになったんだけど，これが遅かったので。全体的にもっさりしてるんだけど，とくに tar をほどくとちょっと待つ。あと pcre 7.1 のビルドの際に pcrecpp_unittest.cc のコンパイルが終わらなかった。top を見ると cc1plus が一位ではあるんだけど CPU が 5％くらいしか割り当てられてない。time make すると system とか user とか全然時間をかけてくれてない。

あとネットワークのタイプを bridged にした。

rin.vmx をひらいて VMware Player を起動する。CD からブートされて NetBSD 3.1 のインストーラーが起動する。

NetBSD 3.1 のインストーラーにたいする選択はこんなかんじ（途中でかったるくなったので説明不足のまま）：

  a: Installation messages in English
keyboard type
  k: Japanese
NetBSD-3.1 Install System
  a: Install NetBSD to hard disk
  b: Yes
Select your distribution
  b: Custom installation
インストールされるものを確認してから
  x: Install selected sets
  a: This is the correct geometry
  b: Use the entire disk
  a: Yes
  a: Set sizes of NetBSD partitions
  Accept partition sizes.
  x: Partition sizes ok
name for your NetBSD disk
  rin
  b: Yes
Bootblocks selection
  a: Use BIOS console
  x: Exit
Select set extraction verbosity
  a: Progress bar (recommended)
Select medium
  a: CD-ROM / DVD
  c: Continue
インストール
  Hit enter to continue

インストールが終わってブートしたら rc.conf をいじる：

# cat <<+ > /etc/rc.conf
rtclocaltime=YES
hostname=rin
sshd=YES
ifconfig_pcn0=192.168.1.33
defaultroute=192.168.1.1
+

rtclocaltime は時計が 9 時間進んでたので。すでにインストールしたファイルのタイムスタンプが 9 時間進んでるけどまあいいか。インストールするまえにインストーラーをとめてシェルで何かすればよかったんだろうけど。あと BIOS にシステムクロックが UTC かローカルタイムか設定できないかと思ったけど InterLink XP にはそういう設定項目はなかった。ちなみに BIOS メニューは起動時に Alt＋F2。

resolv.conf を書く：

# cat <<+ > /etc/resolv.conf
search ps.st
nameserver 192.168.1.3
+

ユーザーをつくる：

# useradd -m -g users -G wheel -s /bin/ksh -c 'Takahashi Youichirou' ta
# passwd ta

なんとなく ksh にしてみたけど pushd がないのか。

update : 2007/06/04 (Mon) 05:22:30